2016年09月03日
ぼっこの紹介~その3
ちょうど一年前の夏、松本で開かれた子ども学研修講座に参加しました。白梅学園大学・短期大学学長、東京大学名誉教授の汐見稔幸先生の「今求められる保育への期待と専門性」の話の中にこうありました。これからの日本を支えるために、感じること・湧き立つ感情に基づく「表現力・デザイン力」が学力の中心になると思う。」と。おそらく先生のおっしゃる「感じること」とは五感を使って見聞きし触り、嗅いで味わうこと。そしてそこから「やったー」「きもちいいー」などの気持ちが、「湧き立つ感情」と理解しました。この話はアートに傾いた話ではなく、先生は続けました。バラバラの積み木で秩序ある形に作ろうとする、また砂で山を作り出す、もっとかっこよくと。このような子どもの姿に、科学的、美術的なあそびの本質=人間の本能が見られると。
「物の特質を捉えてそれを生かす力を持っている」
汐見先生は、自然保育は「人間の持っている力を取り戻していく保育」とおっしゃっています。
近年イタリアのレッジョエミリアで、町の廃材、きれっぱしすべて生かせる活動が。古くからはシュタイナーは自然物が遊具であると。日本でも昔のあそび場は神社・川・畑、子ども用にできていないところだったから、工夫した。ちょっと考えてやってみればできる。協力してできた。近代社会は便利、快適。自分たちの自立能力を失い、依存するようになってきた。
研修とは、こういうものだなと心底思った一日でした。日々感じていること、なんとなく思っていることをすっきりとわかりやすく言葉にして、自分の軸、指針を明確にしてくれるもの。
いま、ぼっこの子どもたちは、まさに本能に従い遊びに集中、私はそうできる環境を日々試行錯誤しています。子どもたちは何を求めているのか。を考えます。
今週末9月3日土曜日10時から 仲間募集に向けてのぼっこ活動説明
をします。どうぞお気軽にお出かけください。
お申し込みは メッセージか090-4153-9046 北澤まで
自然保育に関心のある子どもにかかわるお仕事をされている方や目指している方、ボランティ協力も大歓迎です。
この地域に子どもたちが自然に思いっきり触れて幼児期を謳歌できる環境となるようを立ち上げました。みなさんのお力で支えて頂けますよう、どうぞよろしくお願い致します。
「物の特質を捉えてそれを生かす力を持っている」
汐見先生は、自然保育は「人間の持っている力を取り戻していく保育」とおっしゃっています。
近年イタリアのレッジョエミリアで、町の廃材、きれっぱしすべて生かせる活動が。古くからはシュタイナーは自然物が遊具であると。日本でも昔のあそび場は神社・川・畑、子ども用にできていないところだったから、工夫した。ちょっと考えてやってみればできる。協力してできた。近代社会は便利、快適。自分たちの自立能力を失い、依存するようになってきた。
研修とは、こういうものだなと心底思った一日でした。日々感じていること、なんとなく思っていることをすっきりとわかりやすく言葉にして、自分の軸、指針を明確にしてくれるもの。
いま、ぼっこの子どもたちは、まさに本能に従い遊びに集中、私はそうできる環境を日々試行錯誤しています。子どもたちは何を求めているのか。を考えます。
今週末9月3日土曜日10時から 仲間募集に向けてのぼっこ活動説明
をします。どうぞお気軽にお出かけください。
お申し込みは メッセージか090-4153-9046 北澤まで
自然保育に関心のある子どもにかかわるお仕事をされている方や目指している方、ボランティ協力も大歓迎です。
この地域に子どもたちが自然に思いっきり触れて幼児期を謳歌できる環境となるようを立ち上げました。みなさんのお力で支えて頂けますよう、どうぞよろしくお願い致します。
Posted by 森のkotori at 18:06│Comments(0)
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